この記事は
・レトログレードについて
をお送りします!
レトログレードについて
天気予報みたいなものです。
夏(9月含む)、精神的にも肉体的にもキツかった。多くの人にとっても、キツかったと思います。暑さもありますが、他にもさまざまな理由があると思います(キツかった前提でごめんなさい)。
この記事では、その一部を、星占い的な視点で書いてみようと思います。
本来は太陽の周りを回っている地球ですが、星占いでは地球を中心としているため、惑星が通常とは反対方向へ進んで見えることがあり、この見かけ上の逆走を『レトログレード(逆行)』と呼びます。
星占いに興味を持ってから、一番混乱したことが、レトログレード(逆行)について。感覚的に掴みづらかったからです。けれど夏を乗り越えて、発見したこともたくさんありました。
逆行期間中は、それぞれの惑星の作用が通常とは違った働きをすると言われています。「水星が逆行しているから、遅刻や伝達ミスに注意!」ということを耳にしたことがある方も少なくないのではないかな、と思います。水星がコミュニケーションや移動を司っているからですね。
働きが弱まったり、物事を止めたり、過去を振り返らせたり、改善せざるを得なくなったり……、いわゆる運勢というものが伸び縮みする不思議な期間だなぁ、と思っています。
9月4日から9月16日までは、星占いで使う10の惑星のうち、6つほどが逆行していました。
この期間、僕は正直、ほとんど記憶がないです。なんだかめちゃくちゃでした。
また、僕にとって、7月23日から9月4日にかけての獅子座での金星逆行が特につらかった。どうしても「認めてほしい、わかってほしい、愛してほしい」という気持ちが走り回ってしまって、すごく苦しかったです。とても獅子座的だな、と思います。
逆行=キツい、というわけではないのですが、それぞれの領域で考えさせられることや驚かされることが増えて"消耗する"。
特に、自分のホロスコープにある惑星や、正反対にある惑星などで逆行が起きると、重力がかかる感じがします。
僕自身のホロスコープでは、獅子座にはひとつも惑星がなく、対極の水瓶座に太陽(自我)と金星(よろこび)があるので、もともと自己肯定感が低いところに、一撃必殺の強烈な槍が飛んできているような感覚でした。
ちなみに今は、パーソナルに、というよりは、社会に対して遠くから大きく響く惑星が逆行中で、人と人や、出来事の境界線が滲んでいると感じます。自己犠牲の本格化。
これから年明けにかけて、それぞれ順行に戻ります。特にスクラップ&ビルドを起こす冥王星が通常の運びで経済から平等の領域に移動する時、個人的にも大きな変化が起きそうだな、と思っています。
レトログレードは、その始まりと終わりが、特に作用が強いと感じます(僕調べ)。
星占いは、すごく不思議です(だから好きなのですが)。いちばん「うわぁ……」と引いてしまったのは、命が終わったあとも、その人の出生図自体は生きていて、個人や社会に影響をもたらしていると思えたときです。単純に「なんで肉体を持って生まれてくるんだろう?」という疑問に繋がりました。
何もかも、良い/悪いでは切り分けられなくて、淡々と、時には心を燃やしながらやっていくしかないんだな、と思います。

7月23日から9月4日まで、獅子座(自己表現)で金星(よろこび)が逆行していました。
8月24日から9月16日までは山羊座(経済)で水星(コミュニケーション)が逆行。
9月4日から12月31日までは牡牛座(五感)で木星(拡大)が逆行します。
6月18日から11月4日までは魚座(無意識)で土星(制限)が逆行。
8月29日方2024年1月27日まで、牡牛座(五感)で天王星(改革)が逆行。
7月1日から12月6日まで魚座(無意識)では海王星(自己犠牲)が逆行。
5月2日から10月11日まで、山羊座(経済(6月12日入り))で冥王星(スクラップ&ビルド)が逆行します。
今となっては超絶元気なのですが、なんとなく湿った回になってしまった(いつも?)。

お読みいただきありがとうございます。
少しずつ更新します。
越智
処理中...
メール送信にあたりエラーが発生しました。