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越智康貴 越智康貴
越智康貴

花と夢 vol.19

越智 康貴

花と夢 vol.19

越智 康貴

この記事は
・8月31日 午前10時36分 魚座満月
・うらないでおもてなし『お悩み相談室』vol.1
の2本立てでお送りします!


8月31日 午前10時36分 魚座満月

魚座のイメージ

 久しぶりに星占いっぽいことを書きます。

 8月31日は満月です。たぶん、一年のうち、最も月が近く(大きく)見えます。

 今回の満月は、境界線をぼかしてゆく魚座のエリアで起こります。12星座のラスト、物語の終わり、というイメージも。
 制限や秩序を司るものもくっついて、自分自身/生産と所有/知性や会話/居場所/創造性(恋愛も)/日常と健康/他人や契約/遺産や性/思想/キャリヤ/組織/無意識のどれか、または複数の領域で各々”膿み出し”のような現象が起きる印象です。

 ヴィヴィッドに改革を促すものも、8月28日からしばらく通常とは違った働きかけをしてくるので、特に五感や所有にまつわることを通して上記の領域で大きな変化が起きたり、ここ数年で(2018年頃から)起きた変化を再認識するような出来事があるかもしれません。

 膿が出る時には、痛みを伴ったりもします。
 ひたすらダルい時には、すこしカラダを休めたほうが良さそうです(なかなかそうはいかないけれど……)。

 言葉や情報の読み違えも発生しやすい時期が始まったので、全体的に”確認祭り”という感じです。

「改革! 終焉! 誤読! 必要なものしか要らない! おしまいおしまい! バイバイ!」という感じです(です)。
 この記事も、誤字がないか何回も読んでいますが、あるかもしれません。星のせいにします。

 占いはともかく、満月が大きく、目視したならば飼い慣らしたはずの狼心が走り回りそうです。おたのしみに(おたのしみに)。


うらないでおもてなし『お悩み相談室』vol.1
(ご相談はこちらからご投稿を!)

ご相談者:フレンチトーストロワイヤルさん

タイトル:「好きな人がわたしが苦手な人のことが好き」

———相談内容———
自分が一番好きな人が、自分が一番苦手な人のことを気に入っています。
その人は陰でたくさんの嘘や意地悪を繰り返していますが、わたしの好きな人はまったく気づかず、いい人だと思っています。
嫌だと思っている自分がしょうもないのかと思えるほどです。どうでもいいといえば、どうでもいいのですが、その人を褒めてばかりいるので腹が立ちます。
どちらとも疎遠になり煩わしさから解放されたいですが、好きな人には会いたいです。
堂々めぐりから解放されるにはどうしたらよいでしょうか?

———回答———
 記念すべき(?)、おひとり目のご投稿でした! ありがとうございます。どんなテイストで答えていくのか、探りながらですが、お付き合いいただけると幸いです(どうしても偉そうになってしまうことに難しさを感じています)。
 少ない情報量からの回答なので、失礼なことも書いてしまうと思うのですが、お手柔らかにお読みいただけたら幸いです。

 全体的に抽象的な答えになってしまって申し訳ないのですが、まず、このご投稿のようにハッキリと言語化できたことそのものに価値があると思っています。自分の気持ちと向き合うことって、すごく体力がいるし、見たくない自分自身を感じる場合もあると思います。フレンチトーストロワイヤルさんがリラックスできる時間を持てるといいなぁ、と願います。

 本題へ。

 単刀直入に言うと、堂々めぐりから解放されるには"いつもと違った選択をする"ということが必要かもしれません。
 出生図を見てみると、フレンチトーストロワイヤルさんは、人を好きだと思う気持ちにとても実直なのが窺えます。素直というよりも真面目という印象で、それは同時に、相手を分析的に(時には批判的に)見る傾向につながっている場合もあるかもしれません。
 それでいて、優しさからなのか、好きな人だけではなく嫌いな人にまでも調子を合わせて接しているのではないかな? と思えます。分析、批判、調和、一体化への渇望、愛情……、それぞれが目まぐるしく入れ替わり立ち替わり起きているような。

 指摘のようで恐縮なのですが、フレンチトーストロワイヤルさんが疑問に思うことは"相手が起こしているようで、実際にはご自身の選択が生み出している"という場合があると思います。いま関係を絶ったとしても、また違ったかたちで、本質的には同じ内容の疑問が別の場所からぶつかってくるかもしれません(もしかしたら、以前にも似たようなことがあったのかな? とも思えますが、当てずっぽうです)。
 なので、(特に、調和的な態度に対して)ご自身の選択を変えてみることで、見ている景色を変える必要があるのではないかな? と思います。

 他の人よりも、嘘が嫌い、という印象もあります。特に恋愛に関しては、嘘を暴きたくなるような気持ちが湧き上がることがあるかもしれません。
 それから、恋愛に限らず、他人と調和的な関係でいることに必要以上に居心地の良さを感じることがあるかもしれません。
 かもしれません、かもしれません……、というのは、心理ゲームのような性格診断をしたいわけではなくて、そういった方向にエネルギーが使えそうだな、ということを感じながら書いているからです。

 シーズンとしては、考えごとが溶け出して曖昧になってしまうような時期に思えます。特に今年の7月の終わり頃(早ければ4月末頃)から対人関係に対して思い悩むことが多くなっているかもしれません。9月の半ばころには、少し気持ちが楽になっている気がします。
 来年末にかけて何度か同じような現象が起きてしまう場合もあると思いますが、フレンチトーストロワイヤルさんにとって、本質的な"生き方"や"社会との関わり方"みたいなものを見つめ直すにも良い時期で、外側よりも内側を見てみると、話が変わっていくと思います(冒頭にも書いたように、心を見つめるのは、少しツラい作業かと思いますが、リラックスする時間を設けつつ)。

 拙い回答で申し訳ないのですが、当てはまるな、と思うところだけお読みいただけると幸いです(もしかしたら、フレンチトーストロワイヤルさん以外にも、この記事と出会っている人に似た要素がある場合もあるかもしれません)。


派手よ派手よも派手のうち

お読みいただきありがとうございます。
少しずつ更新します。

越智

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